笑顔をおぼえている

February 09, 2015 at 08:20PM


2015年2月3日、劇団太陽族の俳優、米田嶺氏が旅立った。30という若さだった。

彼と一緒にお芝居を作ったことはなかった。

劇場でよねの出演する芝居を観たり、

観劇後の打ち上げの席で一緒になって酒を酌み交わしたことが何度かあったくらいだ。

よねの笑顔をよく覚えている。

いつも彼は「よっ」と声をかけると満面の笑みで答えてくれた。

最後にその笑顔を見たのは、三重県文化会館だった。

仕込み日にちょっとだけ楽屋にお邪魔した。

皆さんに挨拶をして帰ろうと思って外に出た時に

ちょうど劇場入りするよねが車からおりてきた。

「楽しみにしてるよ」そう声をかけた。

笑顔で答えてくれた。

『それからの遠い国』良い芝居をよねはしてた。

初演より断然いい芝居だった。

snsに誕生日を祝ってもらっているよねの姿があがっていた。

これもいい笑顔だった。

もうひとつ良い笑顔を覚えている。

空の驛舎の中村氏がOMS戯曲賞大賞を受賞した時、

初演時に出演していたよねは選評会の会場に来ていた。

よねは「やった、再演や!」と笑っていた。

その舞台に立つよねを観たかった。