その一言から始まった

2017/10/1
「これって、他所ではやらないの?」
虚空旅団、高橋恵さんのその一言から動き出した。「夏休みのばあちゃん家」大阪公演の楽日マチネ、観劇に来てくれた高橋さんは終演後の立ち話で、そう言った。
「もったいないなぁ。これ、名古屋でやりません?」
え?え?どういうこと?高橋さんは続ける。
「うちね、ナビロフト1日余分に押さえてるんですよ。いや、ちょっと観劇後で舞い上がって、思いつきで喋ってますけどね。」
とりあえずメンバーのスケジュールを確認してみるね。と言ってその場は別れた。
その時、はしぐちは、「たいしょう(高橋氏は多くの人からこう呼ばれている。未だにこの名のいわれを知らないのだけれども)に楽しんでもらえたんやな。」と誰か一人にでも今日の公演が届いたことを喜んでいた。
ソワレまでの時間で、「たいしょうが楽しんでくれたみたいやわ。」と、メンバーに告げ、「10/9って空いてる?」と尋ねてみた。「またスケジュール、確認しといて。」と言い、早々にソワレの準備に入った。ソワレも無事終演し、後片付けも終わり、打ち上げの席でもう一度メンバーにスケジュールを聞いた。全員、その日は空いていた。そして、そのことをメールでたいしょうに伝えた。
そこからはアッと言う間だった。翌日にはナビロフトの小熊さんから、「よろしくお願いします。」というメッセージが届き、色んな方のご協力を得て、バタバタっと名古屋公演が決まった。その後の経緯はこちら→

はしぐちにとっては、もう10年以上ほぼ毎年、ジャブジャブサーキットの舞台であちこちの劇場に立たせていただいてる名古屋。とっても身近な街です。しかしながら、コンブリ団としては、初めての名古屋公演。ドキドキでございます。
虚空旅団の高橋氏、ナビロフトの小熊さんを初め、色んな人を巻き込んで名古屋公演が動き出しています。ただただ感謝です。今は一人でも多くのお客さんに観ていただいて、誰か一人にでも何かが、心に届くことを願っております。
劇場で皆様とお会いできることを楽しみにしております。
Visitors番外公演 虚空旅団presents
コンブリ団Re:sources「夏休みのばあちゃん家」
10月9日(月・祝)13時/16時 開演 @ナビロフト
公演の詳細はこちらから。