プラネタリウム

2018/01/31
地下鉄の中でふと目に入った吊り広告。
ブラックホール合体、重力波。
あまりキャッチーなデザインの吊り広告ではなかったのですが、その文言に惹かれ、ふらりと大阪市科学館へ。(画像は科学館にあったポスターです)

プラネタリウムのチケットをgetして、上映時刻まで少し間があったので、科学館の中をふらふらとうろついてますと、これまた心惹かれる、ワイヤーチェンバーというものを発見。宇宙線が装置を通り抜けると前面についたLEDが光り、宇宙線が飛んできた方向が分かるというもの。感知するたびにLEDの光がププッという音ともに斜めに流れるように走る。宇宙線ってのは放射線ですから建物内でも、こんな風に観測できる。なんだかワクワクするものを見せていただき、プラネタリウムの入り口へ。

車いすの私は一般の方とは違う入口から入場するということで、指定された場所にいくと、
そこにはなんと學天則の模型が!
芸人さんじゃないですよ、
芸人さんの方は学天即、ホンマモンの學天則。
あ、でもレプリカか。何かややこしい。
いやいや、あの學天則ですよ。
あのってのは帝都物語でも登場した、
日本初のロボット、學天則。
開発したのは西村真琴博士。
映画「帝都物語」でその役を演じたのは
西村真琴博士の次男の西村晃氏。
↑これ知りませんでした。
キャプションに書いて、びっくり。
更に帝都物語のパンフレットも展示してあったりして、素敵。


さてさて、本題、プラネタリウムの中へ。車いすから座席に乗り移って鑑賞。
本日の大阪の日の入りから街の明かりを消しての星空説明。
こういうのはだいたいどこのプラネタリウムでも一緒なんですね。
まぁ重力波の話より、そっちの方がプラネタリウムとしては本業ですもんね。
実際のところ、大阪のど真ん中では街が明るすぎて、この星空は期待できない。
そうそう、大阪といえば上映前、天球スクリーンに出てた案内の中に、
「このプラネタリウムの座席シートはフランス製」と出ていた下に、
「よく眠れます」と小ボケをかましているところに大阪を感じました。

星空の後はブラックホールと重力波の話。面白かった。
日本でも重力波を観測するための大型低温重力波望遠鏡KAGRAが
間もなく運用開始とのこと。今後の観測及び研究に期待が膨らみます。
今後の天体ショー、1/31の皆既月食や夏の火星大接近のお知らせを聞き、
夜明けの大阪の街が映し出され、上映は終了。楽しゅうございました。

また、面白い企画があったら観に来ようかな。すぐ横に国際美術館もありますしね。
その国際美術館にも行ったのですが、
今回の企画展はイマイチはしぐちにはヒットしませんでした。残念。
しかも美術館から出てくると、
ものすごい雪。。。ビル風も相まって、渦巻いてました。。。
でも楽しいプラネタリウムが観れたので、これはこれでよしな1日でございました。
さて、本日は皆既月食。でも曇り空で見れないかなぁ。。。